急性低音障害型感音難聴(ALHL)という診断を受けたよ。
この状況で病院へ行くのにはちょっと抵抗があったんだよね。
でも早めに行ってよかったね。
これまで軽いめまいや耳鳴りなどは日常茶飯事だったのですが
ここ数日で症状がかなり強くなってきたため思い切って病院へ行ってきました。
新型コロナウイルスの影響もあり
病院自体が大変だということもあり躊躇していたのですが
一緒に働いている方々が行った方がいいよと背中を押してくれました。
「もしかしたら突発性難聴かもしれないよ。
もし突発性難聴であれば時間との戦いになるから早く耳鼻科へ行った方がいい。」
雑談ベースで話していたのですが
音が聞こえなくなるということを真剣なトーンで話してくださり
正しく不安がることができました。
結果、その話の後すぐに病院へ行ってよかったです。
診断結果は 「急性低音障害型感音難聴」というものでした。
最初は軽い脳梗塞を疑われていましたが
時間をかけて聴力検査をしっかりしてくださり上記の診断結果が出ました。
筆者が病院へ向かうまでの症状はこのような感じでした。
▼【これまで】右側の目が回りそうになる、耳鳴りや耳がくぐもった感じは日常
▼【休日1日目】久しぶりに疲労感から食事以外起き上がれず食事以外は全て睡眠
▼【休日2日目】前日24時間のうち8割の睡眠をとったため全身疲労はあまりなし
・食器洗いをしようとしたところ右手薬指付け根に痛み
→切り傷やすり傷、虫刺されや打撲等もないが赤く腫れあがり触ると痛い
夜に腫れが引いてきたところ右側の耳と後頭部がプールの中にいるような指の腹でなかから触られているような違和感と気持ち悪さ、目の奥が回転しそうでしない感じが強くなる
▼【出勤1日目】出勤して作業を行うが目と耳と後頭部の症状は昨日の夜から変わらず
・右手薬指付け根の腫れは収まって茶色くなり触っても痛みはなし
・右目が回りそうで回らない状態が続いている感じ
・右耳の聞こえがぐんと悪くなったというような自覚はないがぼんやりしている
・右目と右耳の違和感から気持ちが悪い状態が続く
・右側の顔(下唇から耳にかけて)が少しぴりぴりしている
・右側後頭部が重くチクチクする
▼【出勤2日目】症状を雑談ベースで話した結果、耳鼻科へ行くことに
・出勤後に症状を話したところ雑談で「突発性難聴では」という話に
・耳鼻科へ行ったところ脳梗塞を疑われたものの、その後の聴力検査により「急性低音障害型感音難聴」の診断結果がでた
耳鼻科では問診と防音室に入って聴力検査を行いました。
ヘッドホンを耳に当てて直接音を聴く検査と
後頭部に専用ヘッドホンを当てて骨伝導で音を聴く検査の2つを行いました。
念のため目の動きも見てくださり脳に異常はなしとのこと。
お医者様からは優しい言葉と励ましの言葉をたくさんかけていだきました。
「だいぶストレス溜まっていますね。
おそらく仕事関係によるものではないでしょうか。
現在、心療内科とか行ってはいないですか?大丈夫かな?」
ストレスは確かにここ数ヶ月の仕事が異常だったので
かなりたまっているかもと思っていましたが
心療内科に行っているか聞かれるほど溜まっているのかと少しびっくりしました。
見せていただいた聴力検査結果のグラフは
低音の音域が音量を上げないと聞こえていないものでした。
※日常音が全く聞こえないというわけではありません。
飛行機に乗ったりプールの中にいたりするようなぼやーっとしている感じです。
確かに「音が鳴ってないな、まだかな」という感じで
防音室から看護師さんをちらちら見ていると
看護師さんが数回目を丸くして視線を手元に移していたので
筆者が聞こえてなかっただけで実際は音を流してくださってたのかなと。
診断結果は深刻なラインを割っていなかったため薬で治せるとのこと。
お医者様から労わりの言葉をたくさんもらい
「このご時世だから心配かもしれないけれど、
もし可能なら体全体を動かすために通勤以外に1日1回外に出て散歩できるかな?楽しい気分で。」
というアドバイスもいただきました。
また、早めに受診しに来たことも良い判断だったよとも言ってくださいました。
久しぶりに見る量の薬がたくさん出ています。
- アデホスコーワ顆粒10%
- メチコバール錠 500μg 0.5mg
- メリスロン錠 6mg
この3つは毎食後に服用です。
アデホスコーワ顆粒は粉薬ですが量も少なく甘い味がついているので
飲み込み際に失敗してもなんとか最後まで喉に流し込めています。
- 半夏白朮天麻湯エキス細粒
こちらは朝夕食後に服用です。初めての漢方薬ですが量が多く天敵です。
- カロナール錠 200mg
- ロキソニンテープ 50mg
さらに肩こりは我慢せずロキソニンテープを貼るといいよと、
もしも頭痛が起こったらカロナールを服用するようにとのことでした。
(市販ロキソニンのストックはあるのですが、このご時世のためカロナールが尚よしとのことでした)
初日に薬を飲んだ時は数時間で症状がなくなった感じだったので
「すごい!目と耳が普通で快適!」と思ったのですが
翌日仕事のメールを自宅でチェックし始めた途端
目と耳の症状が戻って来たので「やっぱり仕事のストレスかな」と思いつつ
薬の服用を忘れないようにしなくてはと改めて思いました。
ちなみに本日も薬を飲んでますが
目と耳の症状は変わらず残ったままです。
2週間分処方されているので気長に治していこうと思います。
今回は雑談ベースでたまたま
「突発性難聴だったら時間との戦いだよ」という
話をしてくれた同僚のおかげで
症状に対し正しく不安がることができ
行動に移せたことがよかったと思いました。
とても感謝しています。
この雑談がなければ
「休み明けに調子が戻らなければ診察に行こうか」くらいの感覚だったからです。
何事も必要以上に怖がることはないですが
必要以上に見過ごすことも同じくらい危ないなと感じたのでした。
毎日大変なことがたくさんですが
無理をせずにゆったりと過ごして行けたらいいですね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!