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【知識ゼロの初心者が1級小型船舶免許を5日で取得した!】東京ハーバーボートライセンススクールで国家資格を取得!

1級小型船舶免許を5日で取得したよ!

東京ハーバーボートライセンススクールへ5日間通って取得したんだよね。
知識ゼロの素人で臨んだけど無事に取得できて嬉しかったよね。

昨年の秋に思い立って1級小型船舶免許を取得しました!

 

船なんて人生で数えるくらいしか乗ったことはなく

自動車すらも年に1〜2回乗るくらい。

 

資格取得欲が高まっていた時期もあって

「短期間で国家資格を確実に取得したい!」 

という勢いで5日間かけて1級小型船舶免許を取ってきました。

 

取得後、「お船の免許取った」と知り合いに伝えたところ

かなり反響があり反応が面白かったです。

 

申し込みから取得までの流れをさくっと書いていきます。

筆者でも取得できたのでみなさんもぜひ

1級小型船舶免許の取得へ挑戦してみてください!

 

1.1級小型船舶免許を取ろうと思ったきっかけ

筆者が1級小型船舶免許を取得したのは昨年の秋。

 

図書館司書の勉強に少し行き詰まっていた頃であり

短期間で何かの国家資格取りたい、、、と

資格取得欲が高まっていた時期でもありました。

 

そこで学生時代から興味のあった

1級小型船舶免許の取得を決めました!

※2級小型船舶免許は3日間で取得できます。

 

学生時代は免許取得の費用がネックであったため

なかなか手が出せなかったのですが

社会人としては出せなくない金額のため取得計画を進めることに。

 

少しお安めかつ3日間で取得できる2級小型船舶免許もあったのですが

  • せっかくなら+数万円と+2日でも1級を取得したい
  • 海図試験のある1級で海図に触れたい

この2点に魅力を感じて1級取得に決めました。

2.1級小型船舶免許の取得方法は3通りある

1級小型船舶免許の取得方法は以下の3通りあります。

※筆者が独自に調べた結果です。情報に誤り等ございましたら申し訳ありません。必ず他のサイトでも情報を比較検討されることをお勧めいたします。 

  1. 国家試験免除校である小型船舶教習所に通い所定のコース(5日間)を修了して取得
  2. ボートスクール(予備校的なもの)に通い指定機関で国家試験(学科+実技)に合格して取得
  3. 独学で学習し指定機関で国家試験(学科+実技)に合格して取得

費用も1→2→3の順に安くなっていきます。

  1. 国家試験免除校である小型船舶教習所に通い所定のコース(5日間)を修了して取得
    ※10〜15万円が多いようです(免許申請手数料等全て含む)
  2. ボートスクール(予備校的なもの)に通い指定機関で国家試験(学科+実技)に合格して取得
    ※10万円未満が多いようです(国家試験受験料や免許申請手数料を除く受講料のみ)
  3. 独学で学習し指定機関で国家試験(学科+実技)に合格して取得
    ※1万円未満が多いようです(国家試験受験料や免許申請手数料を除く参考書代のみ)

いろんなサイトで情報集取をしていると

独学であっても国家試験(学科)の合格率は非常に高いという記載が多かった印象でした。

(合格率80〜95%とかなり高い数字を書いているサイトが多いイメージでした)

 

一方、国家試験(実技)については

船に乗ったことはあっても操縦経験がある人が少ないため

実技のみボートスクールに通ってから国家試験(実技)に臨む人が多い印象でした。

 

筆者は最短で確実に資格取得することを目標にしていたので

1.国家試験免除校である小型船舶教習所に通い所定のコース(5日間)を修了して取得

を迷わず選択して申し込みました。

 

結果、予習復習も含めて

国家試験免除校である小型船舶教習所へ通った

5日間のみで無事合格することができました。

 

教習所に通った5日間以外は仕事も忙しかったため

テキストを広げたりする余裕もありませんでした。

 

なお、小型船舶教習所のイメージは自動車教習所とほぼ同じですが、

自動車教習所教習所終了後、別日に免許センターで学科試験があり、

小型船舶教習所全過程が教習所で完結するため別日に学科試験受験はありません

3.教習所は東京ハーバーボートライセンススクールに決めた 

色々な教習所のサイトを調べ

東京ハーバーボートライセンススクールへ申し込みをしました。

申込み&支払いから約1週間後にはオリエンテーションを兼ねた学科①を受けることができました。

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東京ハーバーボートライセンススクールは

国家試験免除校である小型船舶教習所のため

所定のコースを受講して学科と実技の修了試験に合格すれば資格取得です。

 

何よりもJR田町駅から徒歩6~10分くらいの距離のためアクセスは抜群!

 

〒108-0023

東京都港区芝浦4-22-2 芝浦アイランド エアテラス2F

東京ハーバーボートライセンススクールの決め手はこの4つです

  1. 学科と実技の教習を受ける場所が同じであること
  2. スクール内が綺麗で清潔であるらしいこと
  3. 学科(4日)と実技(1日)を複数日から自由に選択できること
  4. 問い合わせた時の対応が非常に丁寧であったこと
    ⭐︎実際に通ってから享受したメリットはスクールの一階に中型スーパー(ピーコック)があり、昼食には困らなかったことも挙げられます。中型スーパー(ピーコック)内に電子レンジもあるため、スクール内であたたかい昼食が食べられます。刺身丼もあったりして昼食には困りません。ある日お昼です☟f:id:kapuchiblog:20200519003441j:plain

筆者が申し込んだ時は季節割引により

教習代や免許申請手数料込みで123,000円でした。

教習所の授業で必要な海図やコンパス、紐、テキストは全てこの金額に含まれています。

※2020年5月16日時点ではさらにお安く106,000円となっています!

 

これに追加で証明写真代金(300〜700円)と

身体検査証明書(3,500円+消費税)が別途必要になります。

  1. 教習所への申し込み・支払い
  2. 身体検査証明書の取得
  3. 証明写真の提出
  4. 教習受講

1~4を行って学科と実技の修了試験に合格したら

免許取得のために必要な手続きは全て教習所が代行してくれます !

4.教習開始前の準備① 身体検査証明を取得しよう

教習所への申し込み・支払いが完了したら

身体検査証明書を取得する必要があります。

身体検査証明書は実際に病院へ赴き実際に検査を受ける必要があります。

 

筆者は東京ハーバーボートライセンススクールが紹介してくれる

芝浦アイランド内科クリニックで取得しました。

検査自体は約15分ほどで終了し即日証明書を発行してくれます。

  

〒108-0023

東京都港区芝浦4丁目20−4 ブルームホームズ 2階

東京ハーバーボートライセンススクールから歩いて5分くらいの場所にあります。

予約なしでも受け付けてくれますが

検査専用の病院ではなく通常の利用者も多いため

事前に予約してから行くことをおすすめめします。

 

なお、教習開始前に受診できない場合

教習開始後に受診して身体検査証明書を提出することができます。

 

しかし、身体検査で引っかかってしまった場合

その後の教習を受けることができなくなり教習代金も返金されなくなるので注意が必要です。

5.教習開始前の準備② 証明写真のサイズを失敗した!

証明写真は教習所提出用と免許申請用のため

事前に教習所に提出しておく必要があります。

 

各自で準備するのですが

筆者はしっかり説明を読んでおらず証明写真を取り直すことになりました。

 

指定されていた要件は以下で

証明写真のサイズは合っていたのですが

顔のサイズが足りなく取り直しとなりました。

みなさんも証明写真を撮るときには注意してくださいね。

  • サイズは縦4.5cm×横3.5cm
  • 6ヶ月以内に撮影したもの
  • 顔正面で影が無く、無帽かつ無背景
  • 顔(頭頂部~顎)サイズ2.5cm以上

教習所の方にはスマホのアプリ「ピクチャン」を使うと

取り直しやチェックが何回もできるため

安上がりでいいですよとおすすめしてもらいました。 

6.学科教習4日間どんな感じだったか

学科・実技ともに自由に日程が選べるものの仕事との兼ね合いもあり

週に1〜2回のペースで教習所に通い修了まで約1ヶ月かかりました。

 

なお、東京ハーバーボートライセンススクールでは必ず

学科①(オリエンテーション)から初める必要があるので

まずはこの日程を確保することが大事です。

 

その後は自由な順番で受けることができますが

やはり流れがあるため筆者は

学科①→②→③→④→実技の順で受講しました。

 

学科②と学科④の教習の後は修了試験(確認テスト)があるのですが

心配な場合は当日に修了試験(確認テスト)を受けずに

別日に振り替えても大丈夫なシステムとなっています。

 

筆者は冒頭にも書いたように船の知識は全くゼロの初心者でしたが

教習所の受講だけで修了試験(確認テスト)に合格できました。

学科①・・・受講後当日夜に修了試験(確認テスト)その1のため復習

学科②・・・受講当日朝に修了試験(確認テスト)その1のため復習

学科③・・・受講後当日夜に修了試験(確認テスト)その2のため復習

学科④・・・受講後当日朝に修了試験(確認テスト)その2のため復習、夜に実技の予習

実技・・・・受講後当日朝に実技のため予習 

筆者はこのような感じで教習ライフを送りました。

しっかり教習所の授業を受けていれば問題ない思います。

 

授業で習ったことを忘れないようにするためにも

できるだけ日程を詰めて学科の日程を組むことをおすすめします。

 

筆者は学科①と②の間が結構空いたため

学科②の後にあった修了試験(確認テスト)その1は合格点ギリギリでした。

 

学科②と④の後に行われる修了試験(確認テスト)は基本的に

教習所で配布されるテキストが出題範囲です。

反復学習で何度も繰り返し解き覚えることが大切になります。

 

修了試験(確認テスト)の結果は

受験当日の夜にインターネット上で確認ができます。

また、修了試験(確認テスト)終了時まで教室に残っていた場合は

回答用紙回収後に解答がホワイトボードに貼り出されるため自己採点をすることもできます。

 

なお、1級取得を目指す人が受講する上級科目の学科③④では

海図とコンパスを用いた授業が行われ、試験問題でも海図を使用します。

 

試験内容は海図を書くというものではなく

海図とコンパスを利用して航行時間や到着場所を算出しましょうというものです。

数学に似ていますので、算出するための公式(計算方法や考え方)を理解して臨めば問題ありません。

分からなければ教官に質問するのも良いです。

 

東京ハーバーボートライセンススクールの教官はみなさんとても優しく

とてもわかりやすく授業をすすめてくださいます。

(女性教官は美しく見惚れてしまうほどでした!)

 

休み時間や授業後に残って教官に質問している人も結構いました。

授業中に寝ていた人は怒られていました!

少人数用の教室なのでマナーには気をつけましょう。

7.実技教習1日間どんな感じだったか!!船酔い防止の酔い止めを忘れずに!!

筆者は船を操縦するのが初めてだったので

不安半分と海に出られるという楽しみ半分で実技教習当日を迎えました。

 

学科①〜④を受講中に教官から実技ではロープ演習試験があると聞いていたので

学科④での修了試験(確認テスト)その2終了当日の夜と

実技当日朝はロープ練習をしていました。

 

実技当日は、1日の約8割が実技練習に充てられ

教官が丁寧に何度も試験によく出る運転や確認方法

また間違えやすい点などを時間いっぱい教えてくださいます。

※練習時の教官と修了試験時の教官は別になります。

※筆者の時は教官1名、受講生2名で船に乗り込み実技練習から試験までを行いました。

 

こちらも1日で練習→実技修了試験(確認テスト) 

となるのですが真面目に取り組んでいれば問題はないと思います。

 

エンジンや機材については初見のものばかりですが

学科①〜④の際にテキストで学習するので

そこでしっかり復習ができていればぎりぎりなんとか合格は狙えます。

 

もし不合格であった場合は合格発表前に教官の方から

「別日に試験を受け直しますか」と聞いてくださるそうです。

 

そして、、、、、

実技はみなさん口を揃えておっしゃるように楽しいです!

 

東京ハーバーボートスクールは港区芝浦にあり

東京湾で実技を行うことができる教習所なので

レインボーブリッジの下を通ったり

豊洲周辺を操縦したりできるため本当に楽しかったです!

 

映画の登場人物になったような気持ちになれます。

 

実技中は教官がしっかり見守ってくれています。

筆者は救助演習の時に船から身を乗り出しすぎたため

海に落ちないようにライフジャケットを掴んでくれたほどです。

(教官本当にありがとうございました。)

 

また、実技教習で大切なのは

船酔いのための酔い止め服用が大きい筆者は思っています

 

教習所からも酔い止め服用に関する案内があるのですが

筆者も船酔い防止のため酔い止めを朝から服用していきました。

 

船酔いするしないの判断がつかない場合は

ぜひ飲んでおくことを強くおすすめします!

船酔い状態で実技を受けるのはかなりキツいはずです。

 

筆者は酔い止めを服用していたため船酔いはありませんでしたが

実技試験後に船を降りてから就寝まで

体が海の上にいるかのように波打っている状態が続きました。

気持ち悪さはないのですが平衡感覚の狂いがなかなか抜なかったのです。

就寝して次の日起床してからやっと感覚が戻ったくらいです。

 

不思議な感覚のため帰宅してからも

波の上にいるかのようで楽しかったのですが

酔い止めを服用していない状態だと気持ち悪いを通り越していたかもしれません。

8.免許が届くまでの流れ

学科および実技の全5日間を修了し

さらに修了試験(確認テスト)に合格したらあとは小型船舶免許が来るのを自宅で待つだけです。

 

教習所が小型船舶免許交付のための手続きを代行してくれるので

簡易書留で自宅に小型船舶免許が来るまで自宅で待ちましょう。

 

筆者のところには全過程終了後、約3週間で届きました。

9.免許を取った後

筆者は船を所有しているわけではなく

また、釣りが趣味というわけではないので

小型船舶免許を取ってから今日まで船には乗っていません。

 

唯一使用したのは

図書館司書を取得後の一般教育訓練給付制度申請のために

ハローワークへ行った時に身分証明書として使用したくらいです。

※残念ながら小型船舶免許は一般教育訓練給付制度対象外です。

www.kapuchiblog.com

 

筆者にとっては実用的な資格ではありませんが

国家資格が一つ増えたということで大変満足しています。

そして話のネタにもなるので結構重宝しています。

 

趣味として小型船舶免許を取ってみるのはいかがでしょうか?

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!