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【経験したアルバイト!第4弾】高級ホテルのブライダルサロンのウェイターバイトの仕事内容

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これまで経験したバイトシリーズ第4弾

今回は「高級ホテルのブライダルサロンのウェイターバイト」!

 

※ホテルのブライダルサロンとは

結婚式の打ち合わせをそのホテルのウェディングプランナーさんとするための

ホテル内の打ち合わせ場所(カフェラウンジ)のようなところです。

カップルや夫婦がウェディングプランナーさんと結婚式の打ち合わせをするために

ブライダルサロンにやってきてドリンクを飲みながら30分から1時間ほど打ち合わせをします。

 

大学時代を含めて10個以上のアルバイトを経験してきました!

これからアルバイトを始めようとしている

高校生や大学生、主婦や主夫、シニアのために

経験したアルバイトについて記事を書いていきます!

よかったら参考にしてくださいね。

※同じ職種でも採用された場所、時期によって時給や仕事内容も含めた運営や仕組みが異なります。

筆者の体験談としてお読みいただけますと幸いです。

1.バイトの応募の仕方

当時は駅構内にあったタウンワークを見て電話をかけて応募しました!

ホテル内に事務所を構える派遣会社で

電話で面接日程を調整し

履歴書を持って事務所で面接をしました。

 

数分面接をしてその場で採用していただき

制服のサイズのヒアリングや

シフトの調整をしてその日は帰りました。

 

当時、友人が結婚式場で披露宴でウェイターバイトしており

・結婚式が間近で見られる!

・あまったドリンクや引き出物をもらえる!

という話を聞いて応募しました。

 

しかし、筆者は披露宴会場ではなく

ブライダルサロン

ホテル内のサロンへ結婚式の打ち合わせに来たカップルや夫婦に

フリードリンクを提供するウェイターが割り当てられました。

 

最初は落ち込んでいたのですが

実はこれ当たりバイトでして

これに気づいたのはバイトをやめる間際でした。

 

2.お仕事内容

高級ホテルサロンフロアにて

結婚式に打ち合わせに来たカップルや夫婦に

フリードリンクを提供するウェイターバイトの仕事内容はこんな感じです。

  • カップやドリンク類をパントリーから運ぶ
  • ドリンクのオーダーを取る
  • ドリンクの提供
  • おかわりの見回り
  • ドリンクの回収とテーブル掃除
  • 使用済みカップをパントリーへ運ぶ

 

ドリンクはコーヒー、紅茶、ソフトドリンクです。

サロンに来る人たちはみんな

結婚式を控えたカップルや夫婦なので

幸せオーラが満開で怒る人もおらず

毎回こちらまで幸せな気持ちになっていました。

 

さらに通常の飲食店と違うため

提供にスピードやおかしなルールなどはなく

オーダー時にメモを取ったりしてもいいし

10秒以内の提供などといったものもなかったので

正確にゆっくりと作業をさせてもらえていました。

※クレームなどをもらったことは一切ありません。

 

筆者のいたサロンは非常に穏やかで

時間もゆったり流れていたので非常に楽でした。

 

30分〜1時間ごとに入れ替わりがあるので

その時間は瞬間的にいそがしくなるのですが

それでも通常の飲食店に比べたらゆっくりでした。

 

時たま上階のヘルプにも行ったりして

その時は少し大変でしたがそれでも辛いことはなかったです。

 

一方、披露宴バイトはこんな感じではなく

常に怒号が飛び交っている印象でした。

 

披露宴会場のバックヤードがサロンへの通り道なので

移動時によく披露宴バイトたちとすれ違っていたのですが

もうそれはそれは凄かったです。

披露宴は分単位でスケジュールが決まっていますし

一生に一度の日なので失敗は許されないですものね。

 

元々は披露宴バイトを希望して入ったのですが

運良く幸せ空間の溢れる楽なサロンウェイターとして採用されたのでした。

 

3.1日の流れ

時間がうろ覚えなのですが1日シフトでした。

おそらく9:00〜18:00が勤務時間だったはずです。

1時間は休憩時間でした。

 

持ち物はペンやメモ帳

制服があるため服装は自由ですが

足元はストッキングとパンプスが必須でした。

 

また髪が長い人はシニヨンスタイルにする必要があり

100円ショップでバレッタとネットが一体化したものを買って

毎回出勤時に髪をセットしていました。

 

 

それではブライダルサロンのウェイター業務の1日の流れを書いてみます。

 

1.出勤してタイムカードを切り制服に着替える

事務所にあるタイムカードを切ります。

筆者は毎回、制服をクリーニング(無料です!)してもらっていたので

事務所のクリーニング済みクローゼットから制服を回収して

ロッカーで着替えをしていました。

 

パリッとした白いワイシャツと上下のセットアップは

いい香りがしてさすが高級ホテルのクリーニングと毎出勤時に思っていました。

 

基本的に持ち物はロッカーにしまうのですが

貴重品やメモ帳、社食用カード、ペンやスマホなどは小さなお鞄に入れ直して

サロンまで持っていっていました。

 

ロッカーからサロンは地下通路などで繋がっており

雨や雪の心配は一切ないのですが

ゲストが利用する通路を使うと通常2分もかからない道のりが

従業員用通路を使うと5分近くかかる(!)ため必要なものは必ず持ち歩いていました。

(すぐにロッカーに戻ることができないのです。)

 

授業員通路のイメージは

三谷幸喜作品の有頂天ホテルで支配人が迷子になるシーンです。

薄暗い物置の通路に毎回ビビっていました。

 

通路の両脇にすっごく大きなテディベアやテーブルクロス

椅子やピアノ?や花などが雑多に置かれており

ボイラーもシューシューいっているので結構怖いのです。

 

一緒に帰るタイミングの人がいたらすぐにくっついて帰ってました。

 

2.パントリーに寄ってスライスレモンをもらう。

サロンに行く道中にパントリーと呼ばれていた

調理室みたいなところがありました。

 

手指消毒と靴裏の消毒をして

入り口で「サロンの●●です。レモンをお願いします。」的なことを言うと

スライスレモンが乗ったお皿(ラップされている)を渡してくれます。

 

さらに食器を洗ったり管理しているしている場所に行き

今日分のグラスやコーヒーカップ、ソーサー、スプーンなどを受け取ります。

瓶ビールが入っているようなケースにグラス類を入れてくれ台車に乗せてくれます。

ケースの上にスライスレモンの乗ったお皿を置いて台車を押してサロンへ向かいます。

 

ここまでまでくるとそこはまるで有頂天ホテルのバックヤードです。

 

いろんな人が慌ただしく通路を行き交います。

綺麗な生花や装飾されたスイーツなどが少し歩くごとに並べられています。

料理の香りもしてきて「THE ホテル!」という感じです。

 

3.サロンについたらドリンク提供の準備

サロンに着いたらドリンクが提供できるように下準備をします。

 

具体的にはミニ冷蔵庫にスライスレモンのお皿を入れて

さらにドリンクが全種類冷蔵されているかチェックします。

 

不足しているドリンクがあったら戸棚からストックを取り出して

冷蔵庫に入れて冷やします。ドリンクはこのような紙タイプでした。

 

さらに紅茶やデカフェコーヒーを希望する方のために

あらかじめポットでお湯を沸かしておきます。

カフェインありのコーヒーはコーヒーメーカーがあるため

オーダーが来たときにすぐ淹れられるよう準備しておきます。

 

また、コーヒーカップやソーサー、グラスやスプーンも

ケースから出しておきすぐに注げるように棚の上にいくつか並べていました。

 

これで準備は完了です!

 

4.カップルやご夫婦へのドリンク提供

オープン前にプランナーさんへ

どの時間帯にどれくらいのペアが来るのかを教えてもらい

なんとなくの繁忙を見立てます。

 

ブライダルサロンバイトは2人1組だったので

「私は午前中入り口側を担当するね」

「じゃあ私は奥側を担当するね」

といった感じでうまく分担していました。

 

席までのエスコートはプランナーさんがしてくれるため

着席して一息ついたところを見計らってオーダーを取りに行きます。

一度に3〜5組のオーダーを取ってドリンクを各自作ります。

 

アイスドリンクばかりの時はすごく楽でした。

ホットドリンクはポットを使ったりコーヒーメーカーを使ったりして

プチ混雑が発生するので一緒にシフトに入った人とうまくやっていました。

 

テーブルに目印がないためオーダー間違いにびびっていたのですが

自分でレイアウト表を作っておき、そこにオーダーを書くことで

提供ミスや心配ごとが減りました。

(イメージ図)

 

1回目の提供後、頃合いを見ておかわりオーダーを取りに行きます。

最初の頃はタイミングが分からずに早くいったり遅かったりすると

プランナーさんから注意が入って「怖っ」となったりしていましたが

回数を重ねるごとに慣れていきました。

 

入れ替え時間になったら

全てのテーブルからグラスやカップを回収して

テーブルを綺麗に掃除して次の時間に備えます。

 

グラスやカップ、ソーサは軽く水で洗って使用済みケースに入れて

ケースがいっぱいになったらタイミングを見計らって

洗浄と滅菌消毒をしてもらうためパントリーへ返却します。

同時に新しいグラスとカップ、ソーサが入ったケースをもらってきていました。

 

また喉が乾いたら水分補給として

ドリンクも飲んでいいことになってたので

アイスティーやソフドリをちまちま飲んでいました。

業務用のドリンクなので特別美味しいわけではないのですが

高級ホテル!というフィルターがかかっているため美味しく感じました。笑

 

5.交代で休憩!高級ホテルの社食!

お昼休憩は社食かまたは休憩室で持参した昼食を食べます。

筆者は高級ホテルの社食を毎回食べていました。

食べるには社食専用のプリペイドカードが必要であり

これは雇用元の派遣会社が採用時に準備してくれます。

1食500円のワンコインランチで、社食にある機械で支払いをしたりチャージしたりする形式でした。

 

ホテル料理の余りが出てくるのかと期待していましたが普通の食事でした。笑

でもなんとなく美味しいようなそんな気がしました。

 

ランチは3種類あって汁物やごはんは好きなだけ注ぐことができます。

筆者はよく魚のフライを頼んでいました。

デザートにはヨーグルトやヤクルトなどが出ていて

500円にしてはボリューミーでしっかりしたものでした!

さすが高級ホテルの社食!と当時学生の筆者は毎出勤に喜んでいました。

 

休憩時間があまったら畳の部屋の休憩室に行って仮眠したり

マッサージチェアを使ったりすることもできました。

 

ホテル業務は基本的に立ちっぱなしなので

座って足を伸ばせるのがすっごく気持ち良かったのを覚えています。

 

6.午後のドリンク提供が終わったら撤収

休憩後、ドリンク提供とテーブル掃除を退勤時まで続けます。

 

すべての来訪が終了したら

テーブルを全て綺麗にしてドリンクを補充し水回りをかるく掃除します。

 

そしてスライスレモンのお皿(レモンが残っていても当日しか使用できない)

使用済みのグラス、カップ、ソーサのケースに入れて台車に乗せて

洗浄と滅菌消毒をしてもらうためパントリーへ返却します。

 

そのままロッカーへ戻り着替えをして

制服をクリーニング用のボックスへ突っ込んでタイムカードを切って退勤です。

 

帰宅時には足がパンパンで立ち仕事は大変だなと毎回のように思っていました。

 

4.制服のありなし

制服はありクリーニングはホテル内で無料でしてくれます!

また、自前で必須なものは

ストキングとパンプス、シニヨンヘアが必須でした。

 

5.アルバイトの層

大学生と主婦で筆者がいたブライダルサロンは女性のみでした。

披露宴バイトの方は大学生が多く男女比率は半々くらいの印象でした。

 

6.気になる時給

当時の時給は1,000円でした。

シフトに入る回数によって時給が上がっていくシステムで

筆者は1,050円まであがりました!

スキルによって時給があがるはよくあるのですが

回数によって時給が上がるって意外とないので嬉しいですよね。

 

お給料は月末締め翌月20日払い?だったような記憶です。

 

ちなみに当時の筆者はプールや温泉など

濡れている水場が苦手だったので断っていたバイトがあったのですが

スパバイトというのもありました。

 

ブライダルサロンバイトのシフトに一緒に入っていた子に聞くと

このスパバイトは最上級に楽なようで

お金持ちの会員のみがいらっしゃるスパで

タオルやアメニティの交換をするバイトでした。

外資系だったためお客様からチップをいただけることもあったそうです。

(やっとけばよかった...!惜しいことをした!)

 

7.シフトの頻度とシフトの申請方法

事務所で出勤時に都度シフト申請をしていました。

人手不足の時は「この日はどう?」と電話がかかってきていました。

 

土日のみのシフトで1日中だったので

筆者は土曜か日曜の片方のみ入っていました。

8.高級ホテルのブライダルサロンのウェイターバイトのメリット(よかったこと)

  1. ホテルの裏側が見える!
    当時、三谷幸喜作品の有頂天ホテルにハマっており
    何度も見返していたためホテルの裏側に興味がありました。
    従業員通路やバックヤードなどが見られるのが楽しかったです。
    また、毎回クリーニング済みのパリッとしたホテル制服を着られるのも特別感があり良かったです。

  2. ホテルの社食が使える!
    出勤時の昼食はワンコイン500円(プリペイドカード)で
    しっかりした食事ができるのが良かったです!
    一人暮らし大学生の強い味方でした!

  3. 客層が穏やかで幸せいっぱい!(クレームなど嫌なことが発生しない!)
    ウェイターという仕事ではあるのですが
    ホテル関連バイトの中でもかなりゆるい配置に割り当てられていたので
    お客様に怒られることもなく、行列に焦ることもなく
    穏やかなゆったりした時間の中で仕事ができたのが良かったです。

  4. 出勤回数によって時給があがる!
    筆者が雇用されていた派遣会社ではスキルではなく
    出勤回数で時給が上がっていました!
    この制度だとたくさんシフtに入ろうと頑張れますよね!

9.高級ホテルのブライダルサロンのウェイターのデメリット(嫌だったこと/思うところ)

  1. 1回のシフトが長時間であること
    短時間でのシフトではなく8時間勤務がデフォルトでした。
    なのでバイトに入った日は日中バイトしかできなかったです。

  2. 立ち仕事なので足が辛い!
    バックヤードには椅子もないため
    勤務中はずっと立ちっぱなしです。
    バイト終わりはもう足が辛くて辛くて大変でした。
    途中、パンプスのヒールが高くなくてもいいことに気付き
    ぺたんこぐつを履いて足の辛さを緩和するようにしていました。

10.こんな人におすすめ!

  • ホテルの裏側が見たい人!
  • ホテルの制服を着てみたい人!
  • ホテルの社食を体験したい人!
  • 幸せが溢れている空間でバイトしたい人!
  • 1日集中してバイトに入って稼ぎたい人!

以上、経験したアルバイト紹介の記事でした!