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【経験したアルバイト!第5弾】幼児向け理科実験/サイエンス教室の助手/アシスタントバイトの仕事内容

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これまで経験したバイトシリーズ第5弾

今回は「幼児向け理科実験(サイエンス)教室の助手バイト」!

 

大学時代を含めて10個以上のアルバイトを経験してきました!

これからアルバイトを始めようとしている

高校生や大学生、主婦や主夫、シニアのために

経験したアルバイトについて記事を書いていきます!

よかったら参考にしてくださいね。

※同じ職種でも採用された場所、時期によって時給や仕事内容も含めた運営や仕組みが異なります。

筆者の体験談としてお読みいただけますと幸いです。

1.バイトの応募の仕方

当時はメールで応募しました!

必要事項をメールに打って駿台予備校の模試採点担当者へ直接連絡するのみで

履歴書の送付や面接はありませんでした。

 

筆者は模試採点や試験官バイト関連については当時

ナジックアイサポートが運営する学生アルバイト情報ネットワーク(現:バイトネット)の掲載を見て応募していました。
※上記サイト利用登録には、大学のアドレスが指定されるため

バイト内容もちょっといいものが揃っています。

 

主に教育関連や結構大手企業のバイト募集がされていた印象です。

 

面接日程を調整後、履歴書を持ってスーツで面接へ行きました。

服装を迷った時はスーツを着ていくのが無難でおすすめです!

 

面接は実際に勤務する理科実験教室で行われました。

小さな駅ビルのワンフロアでとても綺麗な施設でした。

 

面接では通常の面接質問に加えて

「虫や動物(生き物)を扱うが大丈夫か」という質問がありました。

 

筆者が勤務した時は蚕や大きなカエルを扱いました。

蚕は生糸作りで蚕と繭が実験で使われました。

 

虫や動物が苦手な子どもたちがさらなる苦手意識を持たないように

率先して(楽しそうに!)触ったり実験参加したりしなければならないので

虫や動物(生き物)が苦手な人はあらかじめその旨を伝えておく必要があります。

※虫や動物を扱う実験の時はシフトを外してもらえたりできるかもしれません。

もしくは採用が見送られることがあるかもしれませんが

その時はご縁がなかったということで次にいきましょう!

 

2.お仕事内容

少人数制のクラスで行われる理科実験のアシスタント業務で

筆者が担当していたのは未就学児(年中〜年長さん)のクラスでした。

 

主担当講師がいるためその講師のお手伝いポジションです。

  • 授業開始前の教室セッティング準備
  • 生徒の出欠確認
  • 生徒の見守り
  • 実験中の子どもたちのフォロー
  • 授業後の教室セッティング撤収

ざっくりいうとこんな感じです。

 

理科実験がもともと好きなこともあり

バイトでお給料がもらえる上に

自分も理科実験に参加できるこのバイトは筆者にとって

とても楽しかったバイトの一つです!

 

幼児向けの理科実験教室のため

大きな危険が伴う薬品等を使用した実験はなかったため安心感もありました。

熱湯やドライアイス等を使用した実験はあったため

子どもたちに怪我をさせないように緊張感は常時あります。

 

バイトのシフトはコマ数(1コマ90分)で組まれていきます。

筆者が勤務していたクラスは土日のみで

1日4コマの授業が朝から夜まで行われており

勤務時間の関係で最大3コマのシフトに入ることができました。

 

筆者は1日最大2コマでシフトに入っていました。

 

3.1日の流れ

持ち物はペンやメモ帳などで

実験用の白衣は貸し出しがあります。

 

記憶が朧げなのですがパンツスーツ出勤だったと思います。

※スカートではなかったことは確かです。

実験の際にスカートが実験器具に引っかかると危険なためです。

また、足元は臨機応変に動けるようヒールではなく運動靴を推奨されていました。

 

それでは幼児向け理科実験(サイエンス)教室の助手(アシスタント)業務の1日の流れを書いてみます。

 

1.出勤してタイムカードを切り白衣に着替える

事務所にあるタイムカードを切ります。

 

アルバイトだけの出勤というのはなく

社員が必ずいますので安心感がありました。

(社員さん本当お疲れ様です...!)

 

同じフロア内に控室にロッカーがあるため

そこでスーツのジャケットを脱いで白衣を羽織っていました。

着替えはそれくらいです。

白衣はクリーニング等はなく自分で洗濯するのでバイト後は毎回持ち帰っていました。

 

基本的に持ち物はロッカーにしまっておきます。

教室と控室(ロッカー)は隣り合わせであり

実験中に不要な持ち物は持ち込まないようにするため

勤務中はペンとメモ帳、スマホだけ白衣のポケットに入れていました。

 

2.当日の実験概要をもらい教室セッティングを行う

出勤すると当日の実験概要が社員から配布されて

簡単なミーティングが行われます。

 

ミーティング終了後は

実験のために軽く掃き掃除や教室セッティングを行います。

 

各実験テーブルに実験器具を設置したり虫や動物を準備したりです。

 

実験を行う教室は小学校や中学校の理科実験教室とほぼ同じ(きれい)なので

実験器具も教室内にあり準備もそこまで大変ではありませんでした。

 

生徒が来るまで時間に余裕がある場合は

実験概要を読み込んだり器具の名前や実験について調べたりしていました。

(子どもたちにとって助手も含めて先生は「なんでも知ってるすごい人!」なので

期待に応えられるように時間があれば事前準備をしていました。)

 

3.生徒である子どもたちが来校したら出欠と実験前準備

子どもたちが来校したら出席を取ります。

 

そして教室内にある水場で全員手を洗わせて

各テーブルに誘導して授業時間が来るのを待ちます。

待機時間は子どもたちの話し相手になったり

実験器具に触ったりして危険なことをしないように見守ったりしていました。

 

子どもたちのお話はすごくかわいくて毎回癒されていました。

キャラモノのボールペンを白衣にさしていると食いつきがよかったです。

↓機能性は低いが食いつきがいい!こういうやつ↓

なお、理科実験教室へきている子どもたちは

基本的にお行儀がよい子が多いため運営側としてはかなり助かります。

 

ただ、時々自分の思うままに行動してしまう子がいるため

その場合はそのような子の見張り役についていました。

 

4.理科実験授業開始!主担当講師と子どもたちのフォロー

授業は主担当講師がすすめてくれるので

ミーティングどおりにアシストしたり

子どもたちのフォローにまわったりします。

 

大人では簡単なことでも子どもには難しいことがあったりします。

「蓋を開ける」この動作ですら力が弱かったりコツが掴めず難しかったりするので

周りを見渡して実験中のストレスがたまらないように

実験に飽きないように適宜フォローを入れていきます。

(過度なフォローになりすぎないように注意してました)

 

実験の山場では子どもたち以上にオーバーリアクションをとるようにして

子どもたちのテンションが上がるようにしていました!

 

塩と氷でアイスキャンディーを作る実験の時は

  • ジュースを入れた試験官を触って「すっごくつめたーい!」とリアクション
  • 凍り始めたジュースを見て「凍り始めてるよ!白くなっていっているのは結晶かな?」とアシスト
  • アイスキャンディーが出来上がったときに食べるのをためらっている子がいたら
    「おーいしーい!一口挑戦してみる?」と満面の笑みでアイスかキャンディーを頬張る

などしていました!

 

実験自体が楽しいのと、幼児たちにテンションを合わせるため

自然とオーバーリアクション気味になります!笑

 

歌のお兄さんとお姉さんをイメージしながら毎回勤務に臨んでいました。

 

実験中はトイレに行きたくなる子や少し疲れてしまう子もいるため

そのような子が出てきたら一緒にトイレに付き添ったり

休憩室へ連れていったりして様子を見るようにしていました。

 

5.授業終了!保護者へ引き渡し

授業が終了する5〜10分前になると保護者がお迎えのためにロビーで待機し始めます。

授業終了後は子どもたちを保護者に引き渡します。

 

主担当講師はロビーで本日の実験について報告をすることもあるので

助手(アシスタント)は教室内から順に子どもたちをロビーへ送り出す準備をします。

 

実験をまだまだしたい子どもたちが

実験器具で遊んだりすることを防止するため

教室内で目を光らせておく役割です。

 

6.実験器具等の教室セッティング撤収

子どもたちが全員帰ったことと忘れ物がないかを確認して

教室内の撤収や掃除を行います。

 

次のコマも同じ実験がある場合は

同じ器具を使うため器具を洗ったり再準備したりします。

 

7.報告書の記入とタイムカードを押して退勤

1日の勤務が終了したらその日の報告書を書き上げて

主担当講師に報告してタイムカードを押して退勤です。

 

報告書は空き教室でささっと書けるような分量のものでした。

 

と、ざっくりとこんな感じでやっていました!

 

4.制服のありなし

制服は白衣の貸与がありました!

白衣は自分で洗濯して使います。

 

また、服装は記憶が朧げなのですがパンツスーツだったと記憶しています。

※スカートは実験器具にひっかかったりするためNG

 

足元は臨機応変に動けるようヒールはNGで

運動靴が推奨されていました。

 

5.アルバイトの層

シフトが土日しかなかったためほぼ一緒の人としか入ることがなかったので

あまり参考にはならないかもですが助手(アシスタント)は大学生のみでした。

 

6.気になる時給

当時の時給は1,100円でお給料は月末締め翌月払いでした!

 

7.シフトの頻度とシフトの申請方法

事務所で出勤時に都度シフト申請をしていました。

人手不足の時は「この日はどう?」とメールがありました。

 

土日のみのシフトで1日中だったので

筆者は土曜か日曜の片方のみ入っていました。

8.幼児向け理科実験(サイエンス)教室の助手(アシスタント)バイトのメリット(よかったこと)

  1. 理科実験に参加できる!
    理科実験に参加できるのが一番のメリットではないでしょうか?
    助手(アシスタント)なのでフォローがメインですが
    特に幼児の場合は実験を代わりに行ってあげることも多いので
    子どもの頃に行った楽しい理科実験を大人になってもできる!のがよかったことの1番です。
    バイトではありましたが子どもたち以上に楽しんでいたかもしれません。

  2. コマ制で時給が高い!
    コマ制で時給が高いのもよかったです!
    90分1コマ(前後の準備も合わせて2.5時間くらい)でシフトが入れるため
    結構割のいいバイトだと思います。
    塾講師のバイトも時給が高いですが授業準備等がある一方で
    理科実験教室については機器の搬入購入、授業計画などは主担当講師が行ってくれるので、アシスタントは出勤後の作業のみとなり気楽です。

  3. 子どもたちから元気や気づきがもらえる!
    子ども相手の仕事なので本当に元気と癒しがもらえます!
    そしてときに気づきがもらえていい仕事だなと思いました!
    小学生〜中学生相手のバイトは塾講師等であるのですが
    未就学児相手のバイトって中々ないので、
    塾関連バイトと違った年齢層・考え方をする子どもと接する経験ができたことが面白かったです。
    いろんなことを吸収している成長段階の子どもたちは純粋で物事への興味の持ち方や見方などの角度が非常に面白かったです。

9.幼児向け理科実験(サイエンス)教室の助手(アシスタント)(嫌だったこと/思うところ)

  1. 子どもへ期待が強すぎる保護者がいて子どもがかわいそうだった
    教育関連だと「モンスターペアレンツ」が問題になっていますが
    筆者はたまたまモンスターペアレンツに遭遇することはありませんでした。
    しかし、担当したクラスに子どもへの期待が強すぎる保護者がおり
    実験の感想を子どもに詰め寄って、子どもがうまく説明できないと
    ロビーで子どもに声を荒げる保護者がいたのでした。
    教室運営に対してクレームを言ってくるわけではないのですが
    人前で子どもを公開説教してる様子が居た堪れませんでした。
    授業料も安くない教室のためお受験を見据えて来校させていたり、
    各家庭の教育方針もあったりするためなんとも言えないのですが
    筆者は特に幼児〜低学年の子どもについては
    「おべんきょうって楽しいんだよ!いろんなことを楽しく学ぼうね!」という考えなので
    大きなカルチャーショックを受けたのを覚えています。
    いろんな家庭や教育方針があるからと割り切れるタイプなら大丈夫ですが、
    筆者は当時、知識も経験も少なかったため割り切れず結果その光景を見るのが辛くなり退職してしまいました。

10.こんな人におすすめ!

  • 理科実験をやりたい人!
  • 白衣を着てバイトがしたい人!
  • 子どもと接するバイトがしたい人!
  • 子ども向けの教室運営に興味がある人!

以上、経験したアルバイト紹介の記事でした!